ペットホテルとペットシッターの選び方 — 我が家の使い分け

「明日から3日間、出張なんだけど、犬どうしよう」。在宅デザイナーの私でも、年に数回は地方の打ち合わせや家族の用事で家を空けることがあります。1頭の頃は実家に預けることが多かったのですが、ふくとあんの2頭になってから、実家に頼みづらくなりました。

そこで真剣に考え始めたのが、ペットホテルペットシッターの使い分けです。両方を使ってみて分かった、それぞれのメリット・デメリットをまとめます。獣医ではないので一例として読んでください。

ペットホテルのメリットとデメリット

メリット

  • 24時間スタッフがいるので、急な体調不良に対応してもらえる
  • 動物病院併設のホテルなら、獣医さんがすぐ診てくれる
  • 1日あたりの料金が比較的安定している(柴犬1頭で4,000〜6,000円ぐらい)

デメリット

  • 環境が変わるストレスがあり、神経質な犬は食欲が落ちる
  • 他の犬と隣接するため、警戒心の強い柴犬には向かない場合がある
  • 多頭飼いだと、別ケージ料金が加算されることが多い

うちの場合、ふくは警戒心が強いので、ペットホテル滞在中はほぼ食べない・寝ないで過ごしました。スタッフさんから「鳴きっぱなしで、食欲もありません」と電話が来たときは、本気で迎えに帰ろうかと思いました。

逆にあんは、ペットホテルでも比較的リラックスできるタイプ。同じ犬でも、ここまで違うんです。

ペットシッターのメリットとデメリット

メリット

  • 自宅環境のまま世話してもらえるので、犬のストレスが少ない
  • 飼い主の生活リズム(散歩時間・食事時間)を維持できる
  • 多頭飼いでも追加料金が比較的少ない

デメリット

  • 鍵を渡す必要があり、信頼できる業者選びが必須
  • 24時間ずっといるわけではないので、急な体調不良の発見が遅れる可能性
  • 1回あたりの料金がホテルより高い(1日2回訪問で7,000〜10,000円ぐらい)

うちは、あんを迎えてからは短期間(1〜2泊)はペットシッター長期間(3泊以上)はペットホテルという使い分けに落ち着いています。

どう使い分けているか

1〜2泊の出張・旅行 → ペットシッター

逗子周辺で複数のシッターさんに会って、相性を見て決めました。1日2回、散歩と食事の世話で来てもらう契約です。在宅環境のままなので、ふくもあんもストレスが少ない。

ただし、初回利用前に必ず1時間の顔合わせをしてもらいました。シッターさんが家に来て、ふくとあんと顔を合わせ、家のルールを共有する時間です。これをやらずに当日いきなり鍵を渡すのは、犬にとっても飼い主にとってもリスクが高いと思います。

3泊以上の長期 → ペットホテル

長期はやはりホテルが安心です。24時間誰かがいる、というのが大きい。ふくは食欲が落ちるので心配ですが、3泊4日ぐらいまでは命に関わるレベルにはならないと判断しています。

長期で預ける時は、家から普段使っているベッドを持参させてもらいます。

これがあると、においや手触りで「家の延長」と認識できるみたいで、ふくも初日の夜から少し落ち着いて寝られたそうです。丸洗いできるので、預けた後に洗って清潔に戻せるのも便利です。ただ、ホテルによっては持ち込み禁止のところもあるので、事前確認が必要でした。

ホテル送迎時のカーシート

ホテルへの送迎は車なので、カーシートは必須です。

防水素材なので、ホテルで緊張して粗相してしまった場合でもシートを傷めません。送迎時に2頭分必要なら、夫の車にも常備しておくと、いざという時に分けて運べます。ただ、後部座席のスペースを2台分占めるので、車のサイズによっては検討が必要です。

業者選びで重視している3つのポイント

① 動物取扱業の登録があるか

これは法律で義務付けられているので、登録番号がない業者は避けます。HPやチラシに番号が明記されているかをチェック。

② 多頭飼い対応の経験があるか

「2頭一緒のケージで預かれます」と言う業者と、「別ケージにします」という業者があります。うちは別ケージ希望なので、最初から確認します。シッターさんなら、2頭の散歩を1人で同時にできるか聞きます。

③ 緊急時の連携獣医

何かあった時にどの動物病院に連れて行くか、事前に決めている業者を選びます。シッターさんの場合は、うちのかかりつけの獣医さんを共有して、緊急時は連絡してもらう契約にしています。

やってしまった失敗

  1. 顔合わせなしでシッターを依頼: 最初の1回、急な出張で顔合わせなしに依頼したら、ふくがシッターさんに警戒して散歩拒否。結局、近所の友人に駆けつけてもらいました。
  2. ホテルの設備をHPだけで判断: 写真ではきれいに見えたホテルが、実際に行ったら狭くて暗かった。今は必ず事前見学しています。
  3. 預けた後に連絡を入れすぎた: 心配で1日5回も電話してしまい、スタッフさんを困らせました。1日1回が適切です。

結論

多頭飼いの場合、短期はシッター、長期はホテルの使い分けが我が家のベストでした。ただ、これは犬の性格・予算・住環境によって最適解が変わります。

大事なのは、事前に必ず顔合わせ・見学をすることだと思います。当日いきなり預けるのは、犬にも飼い主にも負担が大きいです。私は獣医ではないので、預けている間に体調変化があった場合は、業者から連絡をもらって、必ずかかりつけ医に相談してください。

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この記事を書いている人

久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。 柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。 柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。

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