換毛期の掃除完全攻略 — 柴犬2頭と暮らす私のリアル
「ふく、また毛玉転がってるよ…」。3月と10月のうちのリビングは、ほっといたら毛玉がコロコロ転がっています。柴犬は短毛だから掃除がラク、と買う前は思っていたんですが、これは大きな勘違いでした。
ふくは6歳の短毛で、年に2回の換毛期がとにかくすごい量です。あんは2歳でまだ換毛期の波が安定していないんですが、それでも結構抜けます。この記事は、私が試行錯誤して落ち着いた「換毛期の掃除ルーティン」のリアルな話です。
換毛期がいつ来るか — うちの場合
ふくの場合、毎年だいたい3月の中旬から4月いっぱい、それと10月の前半から11月にかけてが本格的な換毛期です。気温の急変で前後することが多くて、暖冬の年は3月の頭から始まりました。
換毛期のサインは、ブラッシングしたときにごっそり抜けるかどうか、で判断しています。1回のブラッシングで手のひら2杯分以上抜けたら「来たな」という感じです。
道具1:ブラッシング — これが最大の防御線
換毛期の掃除で一番効くのは、結局のところ床掃除より「抜ける前に取る」ことだと気付きました。掃除機を回す前にブラッシングを徹底すると、空中に舞う毛の量が桁違いに減ります。
うちで定番なのは、抜け毛取り専用のブラシです。柴犬の二重構造のアンダーコートをごっそり取れるので、換毛期はこれ1択。注意点としては、力を入れすぎると皮膚を傷つけるので、私は「軽く撫でる程度」を心がけています。ふくの場合、お腹周りは皮膚が薄いので特に優しく。
換毛期は朝晩2回、1回5分のブラッシングを玄関先でやっています。家の中でやると毛がリビングに広がるので、外でやるのが我が家のルールです。
道具2:ロボット掃除機 — 共働き家庭の救世主
正直に書くと、換毛期に普通の掃除機だけで対応していた頃は、毎日2回かけても追いつきませんでした。私は在宅デザイナーで日中も家にいるんですが、それでも床の毛が気になって仕事に集中できない日があるくらい。
そこで導入したのがロボット掃除機です。
換毛期は朝出かける前にスタートを押して、帰宅すると床がきれいになっている、という運用です。弱点としては、ベッドの下とか低い隙間に入れない場所もあるので、そこは結局自分でハンディ掃除機をかけます。あと、高価なのでうちは1年迷ってから買いました。
道具3:粘着クリーナー(コロコロ) — 仕上げの定番
ロボット掃除機をかけても、ソファとカーペットの繊維に絡まった毛は残ります。これは結局コロコロで取るしかなくて、うちはリビングのソファ横に常備しています。
換毛期は1日でロール1本使い切るぐらいの勢いで、まとめ買い必須です。ホームセンターで安いものを箱買いするのが我が家のスタイル。
道具4:洗濯機の毛対策 — 意外な落とし穴
換毛期で見落としがちなのが、洗濯機です。犬のベッドカバーや毛布をそのまま洗濯機に入れると、洗濯槽に毛が大量に残って、次に洗う家族の服に毛が付きます。これでうちは何度か夫の白いシャツに被害が出ました。
対策として、洗う前に必ずコロコロで毛を取る・洗濯ネットに入れる・洗濯後に洗濯槽クリーナーを月1で回す、を徹底しています。
ベッドそのものも丸洗いできるタイプにしてからは、ベッドカバー問題は解決しました。毛が深く入り込まない素材を選ぶのがポイントで、起毛素材は換毛期には不向きです。
道具5:シャンプーで「抜けるべき毛を抜く」
獣医に相談したら、換毛期は逆に「抜けるべき毛を早めに落としきる」ほうが家の中が早く落ち着くと教わりました。シャンプーの頻度を一時的に上げる作戦です。
普段ふくは月1回シャンプーですが、換毛期は2週間に1回ペースに増やします。
ただし、シャンプーのしすぎは皮膚バリアを壊すので、2週間に1回以上は獣医に相談してから。ふくは脂性肌気味なので大丈夫ですが、乾燥肌の柴犬は週1だと荒れることがあるそうです。
やってみて効かなかったこと
正直に書くと、効かなかった工夫もあります。
- 空気清浄機だけに頼る:換毛期の毛は重いので空気中にあまり浮かない、つまり空気清浄機だけでは床の毛は減りません
- 強力な掃除機への買い替え:吸引力より「頻度」の方が効きました
- 家族にブラッシングを任せる:力加減が難しくて、夫がやるとふくが嫌がるようになり、結局私がやることに
換毛期の「割り切り方」
うちは2年目で気付いたんですが、換毛期の1〜2ヶ月は「毛が落ちて当たり前」と諦めることも大事です。完璧を目指すと毎日疲弊します。我が家は今、リビングの色を毛と同化する茶系で揃えました。これは地味に効きました。
異常な抜け方(部分的にハゲる・皮膚が赤い・かゆがる)があったら、換毛期と決めつけずに必ずかかりつけ医に相談してください。ふくも一度、換毛期だと思っていたら実は皮膚炎だったことがあって、それから自己判断はやめています。
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まとめ
- ブラッシングを朝晩2回、外で実施するのが最大の防御
- ロボット掃除機は共働き・在宅問わず換毛期の負担を激減させる
- ベッドや布物は丸洗いできる素材を選ぶ
- シャンプー頻度の見直しは獣医確認の上で
- 異常な抜け方は皮膚病の可能性、自己判断せず受診
私は獣医ではないので、皮膚や被毛の異常があったら必ず動物病院で診てもらってください。柴犬は不調を隠す犬種なので、「いつもと違うな」を感じたら早めの受診が結局は一番の節約だと、ふくとあんに教わりました。
この記事を書いている人
久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。
柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。
柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。
タグ: #掃除#柴犬の特性#多頭飼い#ふくの記録