柴犬OKの宿、本当に泊まれる宿の選び方 — 多頭2匹で旅した私の基準

「ペットOK」と書いてある宿でも、実際に行ってみると「えっ、これで泊まれって言うの?」となることが意外とあります。私は神奈川県逗子市から、ふく(6歳)とあん(2歳)の柴犬2匹を連れて、伊豆・箱根・房総あたりの宿を10軒以上回りました。

その中で「また来たい」宿は3軒、「もう来ない」宿は4軒。残りは普通。この記事では、私が宿を選ぶときに必ず確認している項目と、失敗パターンを正直に書きます。

「ペットOK」には3段階ある

これを知らずに予約して失敗したことが何度もあります。

  1. 同伴可(部屋に入れる) — 一緒に寝られる
  2. 館内同伴可(部屋以外もOK) — レストランなどもOK
  3. ペット預かり制(部屋とは別棟) — 飼い主と離れる

3番目を「ペットOK」と書いている宿が結構あって、これを知らずに予約したら、夜は別棟のケージで一晩過ごさせる、というパターンでした。あんはまだ若くて分離不安が強いので、一晩鳴き続けて翌朝ぐったり。これ以来、予約前に必ず電話で確認するようにしています。

多頭で泊まれるかは別問題

「ペット同伴可」でも「1匹まで」の宿が多いです。多頭飼いの人は要注意。私は予約サイトに書いてある「ペット同伴可」だけを信じて電話せず、当日「2匹は別料金で1.5倍です」と言われたことが2回あります。

最近は予約前に必ず:

  • 何匹まで泊まれるか
  • 追加料金はいくらか
  • 体重制限はあるか(柴犬は中型扱いで断られることも)
  • 部屋の大きさ(多頭だと10畳以上欲しい)

を電話で聞きます。これだけで失敗率がぐっと下がりました

部屋の床材は超重要

これは行ってみないと分からないんですが、畳の部屋にトイレシートを敷くタイプの宿は、正直あんまり良くないです。あんがマーキングしてしまったとき、畳に染みた匂いが取れずに弁償になりかけました。

私が「また来たい」と思った宿はだいたい:

  • フローリング or クッションフロア
  • ペット用消臭スプレーが部屋に常備
  • ケージの貸出あり

の3点が揃っています。畳でもペット用シートを敷きこんでいる宿はOK。ベタッと粘着してくるシートで、ふくとあんが滑らないやつ。

予防接種証明書は必ず持っていく

これは何度か助けられました。「証明書をお見せください」と言われて、出せないと泊まれない宿が増えてきています。

  • 狂犬病予防注射の済票(毎年)
  • 混合ワクチン接種証明書(直近1年)

の2つは、写真をスマホに保存+紙コピーをバッグに常備。あと、ふくは老犬枠に入りそうな年齢なので、健康診断結果のコピーも一緒に持っていくようになりました。

多頭飼い向けのおすすめアイテム

宿によってはケージの貸出がありますが、衛生的に自分の物を持っていきたい派です。

折りたたみ式のソフトケージは、車のトランクに2匹分積めるサイズ。注意点は、噛み癖のある子だと布部分を破ること。ふくとあんは噛まないので問題なし。チェック前に部屋の隅に組み立てて、馴染んだ場所として認識させておきます。

車での移動には、これも導入しました。

後部座席に固定できるタイプで、シートベルトで止められます。多頭の場合は1匹ずつ別のキャリーに入れた方が安全。一緒に乗せると、興奮した方がもう一方を蹴ってしまうので。あんは車酔いしやすいので、特に固定が大事です。

宿に着いてからの足拭き問題

これも見落としがちなんですが、宿に着いてから玄関で足を拭くタオルが必要です。宿によっては貸してくれますが、貸してくれない宿もあります。

私はバッグに「宿到着セット」を作っていて、足拭きシート・水入れ・トイレシート・粘着クリーナーを一袋にまとめて入れてあります。これで宿に着いた瞬間に動けます。

「行ってよかった宿」の共通点

10軒以上回って、リピートしている宿の共通点をまとめると:

  • ペット用のメニューがある(質問すれば作ってくれる)
  • 散歩コースを教えてくれる
  • ドッグランが近い or 敷地内にある
  • 近隣の動物病院マップがフロントにある
  • チェックイン時に「2匹ですね」と確認してくれる

逆に「もう来ない」宿は:

  • 部屋に着いたら前の犬の毛が落ちていた
  • 廊下が滑るフローリングで滑り止めなし
  • 宿のスタッフが犬を怖がっている
  • 「鳴いたら廊下に出してください」と言われる(無理)

チェックアウト時のマナー

これは大事だと思っているんですが、抜け毛は自分で集めて持ち帰ります。粘着クリーナーは必須。「ペット同伴可」を続けてもらうために、次の客が気持ちよく泊まれる状態にして帰るのが、私たち飼い主の責任だと思っています。

宿によっては「弁償金」をデポジットで預かるところもあります。最初は「えっ」と思いましたが、これがあるからこそ「ペット同伴可」を維持できているわけで、納得しました。

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まとめ

  • 「ペットOK」は3段階。予約前に必ず電話確認
  • 多頭は匹数・追加料金・体重制限を事前確認
  • 床材はフローリング or クッションフロアが安心
  • 予防接種証明書は紙+スマホ写真の両方持参
  • ケージ・キャリーは持参が基本
  • マーキング対策の足拭きセットは必須
  • チェックアウト時は抜け毛回収

繰り返しになりますが、私は獣医ではないので、移動時の体調管理や宿泊先での体調変化については、必ずかかりつけ医に事前相談してください。あんは車酔いがあるので、長距離移動の前には毎回かかりつけ医に相談しています。

この記事を書いている人

久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。 柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。 柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。

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